ペットの名前ランキング2026|犬も猫も1位は『むぎ』食べ物系ネームが人気の理由と、後悔しない名付けのコツ
2026年のペットの名前ランキングが発表され、犬も猫も1位は『むぎ』。ラテ・モカ・きなこなど“食べ物系ネーム”がSNSでも話題です。人気の傾向を整理しつつ、呼びやすさ・迷子対策まで含めた『後悔しない名付けのコツ』を飼い主目線でやさしくまとめました。

「え、うちの子と同じ名前がまた1位なの?」——2026年に発表された最新のペットの名前ランキングが、SNSでちょっとした話題になっています。犬も猫も総合1位は、そう、「むぎ」。犬では6年連続の首位、猫でも昨年3位から一気にトップへと駆け上がりました。タイムラインには「むぎ多すぎ問題」「ドッグランで“むぎー!”って呼んだら3頭振り向いた」なんて微笑ましい投稿も並んでいます。
ランキングをよく見ると、上位には「ラテ」「モカ」「きなこ」「こむぎ」といった、いわゆる**“食べ物・飲み物系ネーム”**がずらり。なぜこんなに人気なのでしょうか。そしてこれからお迎えする方にとって、「流行りの名前」を選ぶのは正解なのでしょうか。
この記事では、2026年の最新ランキングの傾向を公開情報をもとに整理しつつ、呼びやすさ・迷子対策・家族での覚えやすさまで含めた「後悔しない名付けのコツ」を、飼い主目線でやさしくまとめました。これからお迎えを考えている方はもちろん、名前を呼ぶたびに“ちょっとした幸せ”を感じている先輩飼い主さんにも、楽しく読んでいただける内容です。
まず結論:流行りネームは「かわいい」けれど、決め手は“呼びやすさ”
長めの記事になるので、先に大事な要点をまとめます。
- 2026年は犬・猫ともに**「むぎ」が総合1位**。上位は食べ物系ネームが中心。
- 食べ物系が人気なのは、響きがやわらかく、毛色を連想させ、家族みんなで呼びやすいから。
- 流行りの名前を選ぶこと自体はまったく問題なし。ただし決め手にすべきは「トレンド」より**「毎日100回呼んでも心地よいか」**。
- 名前は“しつけ”とも深く関わる。短く・母音が響く・他の指示語と紛れない名前は、呼び戻しの覚えも早い。
- 迷子対策として、名前は迷子札やマイクロチップ登録情報とセットで考えておくと安心。
つまり、ランキングは「多くの人に選ばれている素敵な名前カタログ」。そこからヒントをもらいつつ、最後は「その子とあなたの暮らし」に合うかで決めるのが一番です。
2026年ペットの名前ランキング、傾向をチェック
まずは話題になっている最新ランキングの上位を、公開情報から整理してみましょう(ペット保険会社などが毎年発表しているアンケート調査に基づくものです)。
犬の名前ランキング(総合・上位5位)
- むぎ(6年連続1位)
- ラテ
- モカ
- ココ
- こむぎ
猫の名前ランキング(総合・上位5位)
- むぎ(昨年3位→1位)
- ルナ / ラテ(同率)
- きなこ
- レオ
- モカ
こうして並べると一目瞭然。「むぎ」「ラテ」「モカ」「きなこ」「こむぎ」——実に多くが食べ物や飲み物から取られています。しかも、どれも淡いベージュ・ブラウン系の毛色を連想させる名前ばかり。トイプードルやチワワ、柴犬、そしてキジトラ・茶トラの猫など、日本で人気の毛色とぴったり重なるのも納得です。
もう一つ面白いのが、年代や犬種・猫種による“個性”。たとえば飼い主さんが60代の犬では「ココ」、30代の猫では「きなこ」が1位になるなど、世代ごとに好みの傾向が分かれます。犬種別ではポメラニアンに「おもち」、柴犬に「こむぎ」が多いなど、その子の見た目や雰囲気にちなんだ“ご当地ネーム”のような広がりも見られました。
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なぜ「食べ物系ネーム」はこんなに愛されるの?
「たまたま流行っているだけでは?」と思うかもしれませんが、食べ物系ネームが長く支持されるのには、いくつか理にかなった理由があると考えられます。
1. 響きがやわらかく、角が立たない
「むぎ」「きなこ」「もち」「あんこ」——どれも濁点が少なく、口に出したときにふんわりやわらかい響きになります。強そう・怖そうな印象がなく、家族みんなが自然に笑顔で呼べる。この“音のかわいさ”が、まず大きな魅力です。
2. 毛色や見た目を連想させて覚えやすい
ベージュのトイプードルに「ラテ」、茶白の猫に「きなこ」、まん丸の子に「もち」。見た目からすっと名前が浮かぶので、家族や周りの人も覚えやすく、呼び間違いが起きにくいというメリットがあります。
3. 親しみやすく、生活になじむ
食べ物は毎日の暮らしのすぐそばにあるもの。だからこそ、その名前を口にするたびにあたたかく、身近な存在として感じられます。「ごはんだよ、むぎ」——名前とごはんが自然につながるのも、なんだか微笑ましいですよね。
ちなみに、名前が“むぎ”や“きなこ”だと、フード選びの話題でも家族の会話が弾みやすいもの。穀物(グレイン)に配慮したフードを選ぶ飼い主さんも増えていて、香りや素材にこだわったプレミアムドッグフードを試す方も少なくありません。名前をきっかけに、その子に合う食事を見直してみるのも素敵なタイミングです。
名前を選ぶときに大切にしたい「5つの視点」
流行りの名前をそのまま採用するのも、もちろんアリ。ただ、名前はこれから10年以上、1日に何十回も呼ぶ言葉です。だからこそ、トレンドだけでなく次の5つの視点も少し意識してみてください。
① 短く、2〜3音でまとめる
「むぎ」「ココ」「レオ」のように2〜3音の名前は、呼びやすく、その子も覚えやすいとされています。長い名前をつけたい場合も、普段は短い呼び名(愛称)に落ち着くことが多いので、最初から短く覚えやすい形を考えておくと安心です。
② 母音がはっきり響く音を選ぶ
犬や猫は、子音より母音(あ・い・う・え・お)の響きを聞き取りやすいといわれます。「ルナ」「モカ」のように母音がくっきりした名前は、遠くからでも届きやすく、呼び戻しの練習でも有利になりやすいと考えられます。
③ しつけの指示語と紛れない
「マテ」「オスワリ」「ダメ」「オイデ」——こうした指示語と音が似ている名前は避けたいところ。たとえば「マル」は「マテ」と、「ナナ」は「ダメ」の“ダ・マ”行と近く感じられる場面も。名前は“注目してもらうための合図”なので、指示語とはっきり区別できる響きが理想です。
④ 家族全員が呼びやすいか確認する
小さなお子さんや高齢のご家族がいる場合、みんなが無理なく発音できる名前かも大切なポイント。難しい発音や長い名前だと、呼ぶ人によって呼び方がバラついて、その子が混乱してしまうこともあります。
⑤ 外で呼んでも恥ずかしくないか
ドッグランや動物病院など、人前で大きな声で呼ぶ場面は意外と多いもの。「この名前を公園で叫んでも大丈夫かな?」と一度想像してみると、後悔のない選択がしやすくなります。
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名前が決まったら、セットで準備したい“3つの安心”
素敵な名前が決まったら、その名前を「守る」ための準備も一緒に整えておきましょう。
迷子札・ネームタグ
災害や脱走の際、名前と連絡先が書かれた迷子札があるかどうかで、その子が帰ってこられる確率は大きく変わります。首輪に付けられるペット用迷子札・ネームタグは手軽で、名前が決まったらまず用意したいアイテムです。名前入りの食器・フードボウルを選ぶと、多頭飼いでも“その子専用”がはっきりして便利です。
マイクロチップの登録情報
現在、ペットショップやブリーダーから迎えた犬猫にはマイクロチップの装着が原則義務化されています。飼い主情報の登録・変更を忘れずに済ませておくことで、万一のときに名前とあなたが結びつきます。お迎え時の手続きとあわせて確認しておきましょう。
保険や病院デビューの段取り
名前を呼びながら健康チェックをする毎日は、その子の小さな変化に気づく大切な時間。お迎え直後は体調を崩しやすい時期でもあるので、早めの健康管理体制を整えておくと安心です。
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名前とごはん、どちらも“その子に合わせて”
「むぎ」も「きなこ」も、由来をたどれば毎日の食卓のそば。名前がごはんにちなんでいるなら、なおさらその子の体質に合ったフード選びにも目を向けてあげたいものです。
たとえば穀物に配慮したい子には、素材にこだわったフードという選択肢もあります。手作り食のようなレシピを目指したモグワン(ドッグフード)や、猫向けのモグニャン(キャットフード)のように、香りや原材料を丁寧に見て選ぶ飼い主さんも増えています。もちろん、フードはその子の年齢・体質・好みで合う合わないがあるので、切り替える際は少量から様子を見ながら進めてくださいね。
これから子猫を迎える方は、月齢に合った食事の基本を知っておくと、名付けと同じくらいスムーズにスタートが切れます。
▶ 関連記事: 子猫のキャットフードはいつから?月齢別の選び方とおすすめ3選
よくある質問(Q&A)
Q. 流行りの名前だと、外で他の子と混ざって困りませんか? A. たしかに「むぎ」「ラテ」は呼ぶと複数の子が反応することも。気になる場合は、普段の呼び名に少しだけアレンジ(「むぎちゃん」「むーちゃん」など)を効かせると、その子だけの合図になりやすいです。大切なのは家族が一貫して同じ呼び方をすることです。
Q. 途中で名前を変えても大丈夫? A. 保護犬・保護猫を迎えたときなど、名前を変える場面はあります。焦らず、ごはんや遊びなど良いことと新しい名前をセットにして呼び続ければ、少しずつ覚えていってくれることが多いです。
Q. 兄弟猫・多頭飼いで、名前を似せるのはあり? A. 「むぎ・こむぎ」のような“お揃いネーム”はとても人気で、微笑ましいものです。ただし響きが似すぎると呼び分けが難しくなることも。母音や語尾を少し変えると、その子たちも聞き分けやすくなります。
まとめ:名前は、これから始まる物語の“最初のひと言”
2026年のペットの名前ランキングは、犬も猫も1位が「むぎ」。ラテやモカ、きなこといった食べ物系ネームが、やわらかい響きと親しみやすさで多くの家族に選ばれ続けています。
流行りの名前を選ぶのも、その子だけの特別な名前を考えるのも、どちらも正解です。大事なのは、毎日100回呼んでも心地よく、家族みんなが笑顔で呼べる名前であること。そして名前が決まったら、迷子札やマイクロチップ登録、健康管理まで“その子を守る準備”もセットで整えてあげてください。
名前は、これから始まる長い暮らしの物語の、いちばん最初のひと言。あなたとその子にぴったりの、世界で一番あたたかい名前が見つかりますように。気になる体調の変化があれば、早めにかかりつけの獣医師さんに相談してくださいね。
出典・参考
- 第一アイペット損害保険「ペットの名前ランキング2026」プレスリリース(PR TIMES掲載)
- オトナンサー「《ペットの名前》ランキング2026発表 犬&猫の1位は“同じ”結果に」
- ワンペディア「犬の名前ランキング2026【調査結果】」
- 環境省・自治体公表資料「マイクロチップの装着等の義務化(改正動物愛護管理法)」
※本記事は公開されている調査・情報をもとに、飼い主目線で一般的なケアの考え方を紹介するものです。個別の健康・食事の判断については、かかりつけの獣医師にご相談ください。


